まいづる智恵蔵(ちえぐら)
明治34年(1901)舞鶴鎮守府開庁に伴い、軍需品の保管倉庫として建てられた赤れんが倉庫群。
戦後は自衛隊や民間の倉庫として利用されているが、
近年はこの明治の遺産を舞鶴のランドマークとして、より有効活用する傾向にある。
赤れんが博物館、舞鶴市制記念館に引き続き、
3番目の施設として、まいづる智恵蔵がオープンした。
右;舞鶴市制記念館 中央;まいづる智恵蔵 他の2棟は民間の倉庫。
明治35年(1902)に竣工したこのれんが倉庫は、舞鶴市制記念館の隣に位置し、
旧舞鶴海軍兵器廠弾丸庫並小銃庫であったが、戦後は穀物倉庫として使用されていた。
今回内部を改修してまいづる智恵蔵として新たな活用が始まった。
入り口横にはレトロな郵便ポストも仲間入り。
浦入遺跡出土の縄文丸木舟。
平成10年に市内の浦入遺跡から発掘された、約5300年前の縄文丸木舟。
全長は推定8m以上、出土したのは船尾部分のおよそ半分だけですが、
わが国最古・最大級の価値ある資料が入り口に常設展示されています。
糸井文庫所蔵の浮世絵を近代技法で再現。
貨物車牽引用DB10型ディーゼル機関車。
赤れんが倉庫群には引込み線が施設され、倉庫の内部にまでレールが伸びる。
軍需物資は貨車で倉庫の内部まで直接運び込まれた状況が常設で展示されている。
階段や手すりは建設当時のままのようです。
赤れんが回廊と名付けられた展示スペ−ス。
中央の展示スペース(2F)
赤れんが回廊、企画展示室、歴史文化交流エリア等に区画され、
低料金で希望者に貸し出しされる展示館のようです。
道路(国道27号線)から見る赤れんが倉庫群。
入り口付近にあった旧商工会議所の建物が撤去され、赤れんが倉庫群がよく見えるようになった。
今後はこのアングルの写真が赤れんが倉庫群として多用されるのでは・・・・
19.04.29 舞鶴市 赤れんが倉庫群・まいづる智恵蔵にて
戻る