吉原の万灯籠


伊佐津川の河口、吉原の伝統行事、万灯籠(まんどろ)です。

吉原と言っても艶っぽい町には程遠い、

漁師さんや海産物の加工業者が軒を連ねる、海の匂いの立ち込めた町です。



江戸時代に、クラゲが大量発生して漁が出来なくなり、

海神の怒りを鎮めるために始まったとされる。



長さ18mもの巨大魚を竹で再現し、取り付けた松明に火をつけ、

伊佐津川の中央まで担ぎ込んで、ぐるぐると回転させると言う。




干物の開き魚のようなペッタンコな形ですが、

火をつけてぐるぐる回せば丸い提灯のように見えるとか。



倒さずに、うまく回せるか・・・海の男の心意気をご覧下さい。

























川風が涼を運んでくれていたのですが、

凄い熱気で、昼間の暑さの再現になってしまいました。





19.08.16 舞鶴市 吉原にて





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